SNSで話題になっていた西友のキャンペーン動画。
動画では、夕飯づくりが「調理する」だけではなく、「献立を考える」「買い物をする」「70分以内で調理する」「片づけをする」という一連の家事であることが描かれています。
奥さんの言いたいことわかります。
動画の内容も面白いです。
ですが、「こんなにやることがあって夕飯作りは大変なんだ!」「夕飯作りをやってみれば苦労がわかるから!」というのは、夫としては見ていてやる気を削がれる、と言いますか。なんでしょう、ね。少し嫌な感じにもなりました。
ぴーちくぱーちく家でも、以前のぴーちく(夫)は台所に入ることは一切せず。
(例外はお好み焼き。ぴーちく(関西出身)が焼き担当。)
しかし、ぱーちく(妻)による夫の上手な操縦により、
今では週の料理の半分程度を夫が担当し、買い物・1週間の献立を考える作業にも夫が積極的にコミットするようになりました。


料理を全くしなかった旦那。札幌に移住してから料理をするようになりました。
数字に強い 特性を持つ旦那。その特性が生かされるときもありますが。。。
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この記事では、
■普段料理をしない夫が料理する様子を見守ることになった奥さんにお願いしたいこと
を3つずつ紹介します。
妻に代わって料理を作る夫が心がけるべき3つのこと
普段は料理をしない男性が、奥さん・お子さんのために料理を作る場合に3点注意すべきことがあります。
【心がけること1】料理予定のメニューは奥さんに事前に伝えること
→(答)最悪の場合、善意が仇となり奥さんに嫌な顔をされます。
サプライズで料理して奥さんを喜ばせようとかは、おそらく100年早いです。
家事として料理すること(日常的な行為)と、趣味・自己承認欲求を満たすために料理すること(非日常的な行為)は全く違うと認識するのが無難です。
男性が毎日の献立を考えて・買い物して・料理も継続的に作っているなら別ですが、気が向いた時に気が向いた料理を作って奥さんのご機嫌を伺うことは非常にリスキーと言えます。


おかえりなさい。
疲れてるだろうと思って、カルボナーラのパスタ作っておいたよ!
今日は冷蔵庫に牛乳と卵が残ってたからね(^o^)v


えっ、明日の夕飯はオムライスの予定なのに卵全部使ってるじゃん。
明日の夕飯どうするの!!(怒)
朝に飲む牛乳もなくなってるし(悲)
しかし、なぜこういうことになるのか?
普段料理をするときに困ることは意外なあれ!
家事として料理をする場合に面倒なことって何だと思いますか?
ぴーちく(夫)自身、料理を家事として始めるまで気づかなかったことなんです。
普段の料理をするときに困ること女性1位「献立を考えるのが面倒」
男性1位「いつも同じようなメニューになってしまう」
引用:【熱と暮らし通信】「料理」に関する意識調査(リンナイ)
1週間分のメニューを考えて、スーパーでその材料を買い揃えて、賞味期限が切れないように献立の順番を入れ替えて、というのが大変な重労働。自分でやってみるとわかります。まるでジグソーパズルです。
奥さんが頑張って立てた1週間の献立計画をぶち壊すことは、それが面倒なことだからこそ嫌われます。


えー、サプライズで驚かせたいのに!
大丈夫です。
事前に自分が料理することを伝えた時点で、奥さんは驚いて喜んでくれるハズです。
【心がけること2】まず1品の調理だけに集中すること
→(答)料理が面倒に感じて嫌になるか、台所が散らかりすぎてパニックになります。
複数の料理を同時進行で並行して準備するのはとても難しいです。
ぴーちく(夫)にとっても、同時並行で準備するのはまだ無理です。
「料理 段取り」「料理 同時進行」などで検索すると、同じような悩みを抱えている方がいることが分かると思います。普段料理をしない人が、複数メニューを準備するのはハードルが高く、きっと料理することが嫌になるはず。
とは言え、ご飯+メインディッシュだけだと食卓は寂しい。
そんなときは、


最悪、サラダ。生野菜(レタスならちぎるだけ)にシーチキン乗せてドレッシングかけたら見栄えする。ミニトマト乗せるとテンションも上がる。ポテトサラダは難しいし、めっちゃ手間掛かるから絶対無理!
【心がけること3】料理はレシピ通り作ること
→(答)味の袋小路にはまります。時間がかかり、完成品への満足度も下がります。
例えば、カレーを作るときに役立つ材料「カレールー」。
ルーの箱の裏にカレーのレシピが書いてあります。
意外に簡単に作れてしまうカレー。
だからこそ思ってしまうのです。


せっかくカレーを作るのだから隠し味を加えてオリジナルのカレーを作ってやろう!
この意気込み。わかります!
でもね。


ハウス食品さんや江崎グリコさんやエスビー食品さんなどの料理のプロが頭をヒネって考案した完璧なレシピが箱に載っているんだから、素人が適当な隠し味で美味しくできるわけがない。
ほんと、その通りだと思います。
特に、どんな味がゴールなのか分からないまま隠し味を加えだすと、迷子になります。
美味しいのか美味しくないのか分からなくなった結果、完成するまでに時間がかかったり味への満足度が下がるという残念な結果で終わることも。。
だから、最初のうちは、レシピ本やレシピサイトに掲載されているレシピ通りに料理することがおすすめです。
どうしてもカレーに隠し味を加えたい場合は、バター・ウスターソースがぴーちく(夫)はおすすめです。
簡単なレシピ・作ってみたくなるレシピを教えてくれる3名の方を紹介しています。是非ご覧ください。
料理する夫を見守る奥さんにお願いしたいこと
では、妻に向けてお願いしたいことを少々。
普段は、(場合によっては仕事をしながら)、家事を効率的にこなしている妻に向けてお願いするなんて僭越なことだと重々承知しております。
しかし、重い腰を上げて頑張って料理を作ったことを、まずは評価して頂きたいのです。
その上で、お願いしたいことが3つあります。
料理を作って提供したときに、ぴーちく(夫)の心に突き刺さったぱーちく(妻)の言葉。


キッチンがだいぶ散らかっているね(少々呆れ気味)
自分でもキッチンが散らかっていることは内心では分かっているのです。
段取り・下準備、非効率的にバタバタしている夫に対して注文を付けたくなる気持ち、わかります。
しかし、今はただひたすらにレシピに書いている手順をなぞっているだけの身分。
レシピには、どの手順で片付けるかなんて書いてないのです。
レシピには、段取り・下準備の手順なんて書いてないのです。
だから、キッチンが散らかっているのです。
「美味しい」
これ以上の料理を作ることへのモチベーションを上げる言葉はありません。
夫へ注文をつける前に、「これ美味しいね」をまずお願いします。
そして、「片付けまでが料理だから」とか「1週間の献立を考えて買い物するのも大変なんだ」とか言うのは、最初だけはご勘弁願います。
ちなみに、ぱーちく(妻)は同じ内容のことを言い方を変えて伝えてくるようになりました。


次はキッチンを片付けながら料理しようね(やさしめ)
言い方を変えるだけでも救われます。
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