脱皮夫婦ぴーちくぱーちく、
ぴーちく(夫)です。
プライベートを充実させるために、新しい趣味を見つけたいと思っている人にはバードウォッチングをおすすめしたいです。また、共通の趣味を持ちたいと思っている夫婦にもバードウォッチングはおすすめしたい趣味です。
ぴーちくぱーちく夫婦は、ともにバードウォッチング歴1年未満の初心者です。鳥を見分けること、聞き分けることはほとんど不可能です。それでも、初心者だからなのか、今はどんな野鳥でも見つけるとうれしくて仕方ないです。
こんなバードウォッチング初心者ですが、バードウォッチングを夫婦共通の趣味にすることの魅力についてまとめてみます。
バードウォッチングを夫婦の趣味におすすめしたい5つの理由
初心者である我々がどのようにバードウォッチングを楽しんでいるかは、以下のページで紹介しています。
短い経験からですが、バードウォッチングは趣味にうってつけだと思う理由を5つ紹介します。
特にバードウォッチングをスタートするなら、綺麗な色をした野鳥を観察しやすい春がおすすめ。
ぜひスタートしましょう!


季節を感じることができる
スズメやハトなど、季節や場所に関係なく身近で見ることができる鳥もたくさんいます。でも、普段は目にすることができない、観察できる季節や場所が限られる野鳥を観察することで、バードウォッチングがさらに楽しくなるのは間違いありません。

日本野鳥の会のホームページに季節の鳥の紹介があるのでご参考に。

リーズナブルな価格で始めることができる
バードウォッチングにかかる費用は基本的に交通費だけ。

さらに野鳥を見分けるための小さな図鑑があればベター。(1,000円あれば買えます)
ぴーちく(夫)は、この図鑑を利用中です。
双眼鏡があれば、さらによりベター。(図鑑とあわせて10,000円あれば買えます)
ぴーちく(夫)が最初に買ったのは、他目的での使用(文楽鑑賞や野球観戦)を兼ねるため、 持ち運びやすさ重視でこちらの双眼鏡を買いました。
野鳥観察のためにわざわざ高い入園料を払うことはありません。
近所の公園、山歩きの途中、河川敷や海岸線を歩くだけで鳥を見つけることは可能です。長い行列の待ち時間もないし、混雑することも非常に少ないので、天気が良ければ文句なく快適に楽しめます。

運動になる
ぴーちくぱーちく夫婦は、野鳥を見る場所まで車で行くので、ハイキングや登山のように長距離を歩くわけではありません。それでも、野鳥を探すためにウロウロと歩くので、それなりの運動をすることになります。
これは、千葉県にある養老渓谷に行ったときのiPhoneのデータです。3時間程度、森の中を歩いて50段の階段相当を登りました。

バードウォッチング中は無言で大丈夫
バードウォッチングは熟年夫婦や年ごろの子供との共通の趣味にぴったり。なぜなら「無言で大丈夫」だから。
今の夫婦の“会話”に満足しているかを尋ねてみると、「満足」が4割弱、「不満」が4割強、「ふつう」が2割強でした。
会話があることが普通という日常生活の場面において、会話が少ないという事実が不満の要因だと思います。
その点、バードウォッチングなら安心。バードウォッチング中(特に鳥を探しているとき)は無言であることが普通だからです。
鳥の姿を見るため、鳥の声を聞くために、全神経を野鳥に集中する。だから、その間は無言になる。いや、話をしている場合ではないのです。無言でいることが普通だし、無言でいても不快感はない。
そして、探している野鳥や初めて目にする鳥を夫婦で一緒に見ることができると、一緒にテンションがめっちゃあがります。

バードウォッチングを趣味にしている人は優しい
ぴーちくぱーちく夫婦がバードウォッチングを楽しめる理由で一番大きいのはこれかもしれません。バードウォッチングに限らず、自然を愛でることが好きな人は優しい人が多いです。
だまされたと思って、野鳥を探しながら野山を歩いてみましょう!
どこからともなく、双眼鏡・スコープ・カメラを持って、少年少女のような顔をした人たちが野山の中から現れます!
物怖じせずに話しかけてみよう!
初心者だから馬鹿にされるとか、気にする必要は全くありません。
「何が見えましたか?」「どこで見えましたか?」なんでもいいので聞いてみよう。
すごく丁寧に教えてくれます。

初心者がデジカメで撮影した野鳥たち
最近出会って写真撮影ができた野鳥の一部です。
意識して目をこらし、耳を澄ませば、これだけの野鳥を初心者でも見つけて撮影することができる。都会にこれほどにもたくさんの野鳥がいることに驚きでした。
ヤマガラ?と目が合った!
鳥見の初心者には良い季節が来たぞー#生田緑地#野鳥#バードウオッチング pic.twitter.com/JaAOlZPmAk— PT (@ptnikki777) 2019年3月17日
#アオサギ は自分の目で見た。
キクイタダキは野鳥撮影に来ていた知らないおじさんがカメラで見せてくれました。かわいかったぁ#水元公園#野鳥#バードウオッチング pic.twitter.com/kbl1anFI92
— PT (@ptnikki777) 2019年3月18日
#高幡不動尊 に仲良し #メジロ が!#バードウォッチング#野鳥 pic.twitter.com/oBiN6fdsww
— PT (@ptnikki777) 2019年3月19日
#ツグミ かな。羽を使わずに歩いて散歩してた。#野鳥#バードウォッチング pic.twitter.com/z5msZoOxKm
— PT (@ptnikki777) 2019年3月20日
後頭部が可愛らしい #コゲラ
子猿みたい^ ^#野鳥#バードウォッチング pic.twitter.com/Pi8v1nnbKu— PT (@ptnikki777) 2019年3月21日

(最後に)北海道移住移住を決意したきっけかもバードウォッチングでの出会い
いかがでしょうか。バードウォッチングを始めたくなりましたか?
初心者がどのようにバードウォッチングを楽しんでいるかは別の記事に整理しています。
これをきっかけにバードウォッチングを新しい趣味に取り入れる人が増えると嬉しいです。
さて、北海道が好きになったきっかけは、羊が好きで追いかけたらたどり着いた先が北海道だった、ということは以前に書いたとおりです。
「移住」という手段の選択を考えたきっかけは、バードウォッチングで出会ったおじさんの一言でした。あれは野鳥を探しながらオンネトーを散策していた時です。
うっそうとした森の中を歩いていると急に森がガサガサ。場所が場所なだけに、
やばい!野生動物が出てきたぞ!?
と身構えると、出てきたのは人の良さそうなおじさんでした。
そのおじさんは、家族は札幌にいて、ご自身は釧路へ単身赴任中。休みの日は、独りでキャンプや自然観察に出かけているそう。
フワフワした不思議な雰囲気の持ち主で、
「アカゲラの写真を撮りたくて、木の下で1時間粘ったけど姿を見れなかった」
「早朝に鳥の写真を撮ろうとキャンプしたけど、寝坊して行けなかった」
なんていう超人的なことを言ってて、
鳥を見るために欲張るのはダメだなぁと、ぴーちく(夫)は少し反省したのでした。


オンネトーから車で帰るときにもそのおじさんに再度出会って、またまた話し込んだのですが、我々が自然が好きで北海道に何度も来ていることをお話しすると、
「釧路湿原を見ると、自然界における人間のポジションがよくわかる」
「人生を知りたければ、釧路湿原を観察すれば良い」
なんて深いことを教えていただきました。
最後には
「(ぴーちくぱーちくさん夫婦も)北海道へ移住すればいいじゃない!」
と強くお勧めいただいたわけです。
実は、北海度へ移住することを考えたことはそれまでは一切なかったのです。移住を考え始めた理由はこのおじさんの一言でした。
バードウォッチングを通しての出会いがきっかけに、人生が変わっていくなんてなかなか面白い。
あのおじさんは森の妖精じゃないか?
と実は思っています。
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